福岡県は「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、
東プレ九州株式会社(久留米市田主丸町 代表取締役 湯川好春)を 2018年7月6日付で指定しました。
2014年7月の指定に続き、2回目となります。
今回の指定は、苅田町に新工場を建設し、センターピラーなどの自動車用プレス部品を生産するための設備導入に対するものです。
また、今回新たにホットプレス工法を採用することにより、これまでと同等の強度を維持したまま板厚を薄くすることで、大幅な軽量化を実現しており、このことは自動車の低燃費化に貢献することとなります。
この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発生産拠点の構築、北部九州の自動車産業の拠点化が一層進むものと期待されます。
小川知事は、「再度特区を活用していただき、大変うれしく思っておりますし、北部九州自動車産業の一翼を担っていただき、心強く感じております。できる限りの支援をさせていただきます」と述べました。
これを受けて東プレ九州株式会社の湯川社長は、「最先端の技術を導入し、各方面からご評価いただけるような将来を見据えた工場づくりを目指していきます」と応じました。
今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。
(写真左から) 小川 福岡県知事、 湯川 代表取締役社長
(写真左から) 石井 取締役苅田工場長、 小川 福岡県知事、 湯川 代表取締役社長、 永井 業務部次長
※福岡県庁HPより引用