~環境配慮型自動車用プレス部品を製造するための設備を整備~

福岡県では「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人に、
東プレ九州株式会社(久留米市田主丸町 代表取締役 湯川 好春)を 2014年7月11日付けで指定しました。

今回の指定は、自動車の更なる軽量化に寄与する高張力鋼板プレス部品を製造するための工場の新設に対するもので、これにより、本特区における指定法人数は27社となります。

同社は、自動車の主要骨格部品であるセンターピラー、フロントピラー等の製造を行っています。
今回、新設する工場は東プレグループの金型製造の拠点となります。
この設備投資により、本特区が目指す環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築、北部九州の自動車産業のさらなる拠点化が一層進むものと期待されます。今後も特区の支援制度を活用し、環境を軸とした産業の国際競争力の強化を進めていきます。

特区推進にあたっては、総合特別区域法に基づき税制や金融などの支援措置が講じられており、今回の指定により、同社は今後、特区関連の設備投資等を行った場合に、課税の特例措置として、機械・装置等の取得価額の最大50%の特別償却又は最大15%の税額控除を受けることができます。


(写真左から) 小川 福岡県知事、 増田 工場長

※福岡県庁HPより引用